【印刷豆知識】トナー?インクジェット?オンデマンド印刷の「違い」と賢い使い分け

みなさま、おはようございます!近森謄写堂の3代目、近森純一郎です。

無事に今年のよさこい祭りも本祭が終わりましたね。踊り子の皆さん、地域で素敵な舞台を構えてくださった皆さん、本当にお疲れさまでした!高知の街が熱気に包まれるこの季節は、私にとっても特別です。そして、影で仕事を支えてくれた弊社の社員の皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。みんな、ほんまにありがとう!

さて、祭りの熱気も冷めやらぬ今日ですが、ブログでは少し趣向を変えて「印刷豆知識」をお届けします。知っているようで意外と知らない印刷の世界。今日はその第一歩を一緒に覗いてみましょう。

トナー方式の特徴〜くっきり鮮明、素早い仕上げ〜

弊社でも主力として活躍している「オンデマンド印刷」。実は大きく分けて「トナー方式」と「インクジェット方式」の2種類があるのをご存じでしょうか?

まず「トナー方式」ですが、これは細かな粉末(トナー)を熱と圧力で紙に定着させる印刷方式です。
メリットは、文字や線が非常にクッキリと鮮明に印刷できる点です。印刷面が水に濡れても滲みにくく、出力スピードが速いため急な短納期のご依頼にも強いのが大きな特徴です。冊子、チラシ、案内状などにピッタリですね。
一方でデメリットは、トナーが紙の表面に乗るため独特のツヤ(テカリ)が多少なりとも出ることです。
逆にこのツヤが味になったりすることもあります。
紙本来の質感や風合いを大事にしたいデザインの場合、少し固い印象になってしまうことがあります。

インクジェット方式の特徴〜紙の風合いとなめらかな色彩〜

次に「インクジェット方式」です。こちらは液体インクを細かな粒子にして紙に直接吹き付ける印刷方法です。
最大のメリットは、トナーのようなテカリがなく、紙の質感や風合いをそのまま生かせることです。
和紙や特殊紙との相性が抜群で、紙の風合いを大切にしたい印刷物におすすめです。
デメリットは、液体インクを使うため紙質によっては滲みやすかったりします。
極小サイズの文字を印刷する場合、トナー方式に比べるとわずかに輪郭が柔らかくなります

目的と予算に合わせた「賢い使い分け」のコツ

「じゃあ、どっちを選べばいいの?」と思われるかもしれませんね。使い分けのコツは、印刷物の「目的」と「仕上がりのこだわり」にあります。

例えば、会議資料や短納期で仕上げたいチラシ、文字中心の冊子なら「トナー方式」が最適です。仕上がりがシャープでコスト面でも優秀です。
逆に、ファンシー系の紙などの特殊紙や和紙を使ったパッケージなど、手触りや柔らかな表現を大切にしたい場合は「インクジェット方式」が向いています。

実は、私たち近森謄写堂はこの両方の方式に対応できる設備を整えています。だから「どっちが良いか分からない…」という場合もご安心ください。お客様が「何を伝えたいか」「どんな雰囲気にしたいか」をお聞きし、最適な手法をご提案させていただきます。
状況に合わせてケースバイケースでお伝えさせていただきたいので、上記に記載した形とは別の方法であったりすることもひょっとしたらあるかもしれません。

無限の可能性が広がるオンデマンド印刷とともに

今のオンデマンド印刷の世界は、まさに「可能性が無限大」です。極論1部からの少部数印刷はもちろん、紙の風合いを生かした印刷や予算に合わせたカスタマイズまで、使い方は本当に自由で広がっています。

紙以外の表現手法も含め、あなたにとって一番の解決策を一緒にお探しします。

印刷やデザインの「これ、どうしよう?」があれば、いつでもお気軽に近森謄写堂までご相談ください。