みなさま、おはようございます!近森謄写堂の3代目、近森純一郎です。
いつもブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。おかげさまで弊社も高知の地で創業から70年を超える老舗と呼ばれるようになりました。日頃から地域の皆さまに支えられていることを、日々実感しております。
さて、本日は皆さまに大切で、少し真面目な、そして嬉しいご報告があります。
近森謄写堂は5月28日付で、個人情報を適切に扱っている企業に認められる「プライバシーマーク(Pマーク)」を取得いたしました(登録番号:16190293(1))。
企業のホームページなどでよく見かける青色のあのマークです。今回は、なぜ私たちがこのマークを取得したのか、そしてそれが皆さまのものづくりや日々の活動にどう繋がっていくのか、私の言葉でお伝えしたいと思います。
なぜ、いま「プライバシーマーク」なのか?
私たちが日々手がけているお仕事は、単に印刷をするだけではありません。企業の周年記念誌やパンフレット、自治体さまの広報誌、宛名印刷を伴うDM(ダイレクトメール)の発送など、多種多様なものがあります。実はこれらの中には、お客さまの大切な顧客データや、一般には公開されていない個人の情報、大切な想いが数多く含まれています。
今の時代、情報はとても価値があるものであると同時に、極めて慎重に扱わなければならないものです。「近森さんだから安心」「昔から付き合いがあるから」と言っていただけるのは大変ありがたいことですし、私たちの誇りでもあります。しかし、その温かい「信頼」に甘えることなく、客観的な基準で「近森謄写堂は安全です」と胸を張って言える証明が必要だと考えました。それが、今回の挑戦の始まりでした。
「グラフィックサービス業」としての責任
私たちは、自らの仕事を単なる「印刷会社」ではなく、お客さまの困りごとを解決する「グラフィックサービス業」だと定義しています。
お客さまが「こんなツールを作りたい」「新しいイベントを周知したい」と考えたとき、私たちはその想いをどう表現するかを一緒に考える「表現の相談所」でありたいと思っています。ですから、紙の印刷はもちろんですが、時にはWebやデジタルなど、最適な手法があればそれらも厭わず提案します。
そうやって私たちの活動の幅が広がれば広がるほど、お預かりする情報の種類も増え、責任も重くなります。老舗としての安心感を守りながらも、時代に合わせた新しい感性と、それを支える徹底した管理体制を融合させること。これこそが3代目としての私の役目であり、グラフィックサービス業を営む私たちの責任だと感じています。
審査の道のりと、社内の変化
正直に白状しますと、プライバシーマークを取得するまでの道のりは、決して簡単なものではありませんでした。社内の書類の保管方法を一から見直したり、パソコンのセキュリティ設定を強固にしたり、日々のワークフローの中に細かなルールを組み込んでいく作業が続きました。「今まではこれで問題なかったのに、どうしてここまでやらなきゃいけないの?」という戸惑いの声が、社内から聞こえてきたこともあります。
しかし、社員みんなで勉強会を行い、なぜこれが必要なのかを徹底して話し合いました。結果として、一人ひとりが「お客さまの大切な情報をお預かりしているんだ」という意識を改めて強く持つ、素晴らしいきっかけになったと感じています。無事に審査をクリアしてマークが届いたときは、全員でホッとすると同時に、身が引き締まる思いでした。この経験を通じて、私たちのプロとしての意識は一段と高まったと確信しています。
大切な情報を守りながら、次の「表現」へ
今回、プライバシーマークを取得したことで、私たちはこれまで以上に「安心安全なパートナー」として皆さまをサポートできるようになりました。
顧客データをお預かりする複雑なDM発送や、機密性の高い自治体・企業さまの広報ツール、さらには個人クリエイターの方々の大切な作品データに至るまで、どうぞ安心してお任せください。セキュリティという土台がしっかりしているからこそ、攻めの姿勢で、自由でワクワクするような表現の提案ができる。これからの近森謄写堂は、そういう会社でありたいと思っています。
「こんなこと印刷会社に相談していいのかな?」と思うような、小さなお悩みでも構いません。まずはあなたの「やりたいこと」や「困っていること」をお聞かせください。強固になったセキュリティ体制と、70年培った技術、そして新しい感性で、皆さまの期待に全力で応えてまいります。
これからも、近森謄写堂をどうぞよろしくお願いいたします。